家づくりのコンセプト

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フローリング材

新建材フローリング

フローリング材としてよく使われているのが、新建材といわれる合板(ベニヤ板)の表面に0.5mm程の無垢の板を貼り付け、その上に傷が付かないように表面に塗装処理をした製品です。分譲住宅やハウスメーカーでは90%以上がこの種の製品を使用しているのではないでしょうか。新建材フローリングには以下のような特徴があります。

− 色柄が豊富で見た目も綺麗
− 曲がりなどの狂いが少ない
− 表面の塗装処理が強く傷がつきにくい
− 無垢材に比べ加工、施工が容易
− 安価である

初期の製品は水に弱く傷んだ部分からの磨耗が早かったのですが、最近の製品は改良が進んだのか耐久性も向上しています。

新建材フローリングの最大の欠点は体感する“冷たさ”だと思います。主原料は木材なのですが、内部に接着剤が多く使われ、特に表面は樹脂系の塗装が施されているため木の暖かさは全く失われています。また表面塗装により木材特有の調湿作用もありません。新建材フローリングは無垢(天然)フローリングとは似て異なるものなのです。

無垢材フローリング

無垢材フローリングは高価というイメージがあります。ただし、無垢材でも高いものから安いものまであり、新建材と大きく変わらない材種もあります。無垢フローリングにも大きく分けて広葉樹系と針葉樹系の種材があります。大雑把にですが以下のような特徴があります。

広葉樹系(ナラ・カバ・栗など)針葉樹系(杉・桧・松など)

広葉樹系のフローリング材は欧米で発達した床材であるため、靴を履いての生活を前提としており木質は硬いのです。一方、針葉樹系のフローリング材は日本古来よりの素足の文化のもと作られているフローリング材で、温かみと柔らかさ(肌触りのよさ)があります。実際に杉のフローリング材で施工させてもらったご家庭では、冬場でも素足で生活されている方もいらっしゃいます。 
杉、桧、松などの針葉樹系フローリングを選ばれる方はフローリングの実物を手に取り、木質を実際に確認することをお勧めしています。
無垢材のフローリングは新建材とは異なり、ある程度の傷であればご家庭で修復することもできます。
また、ご予算と相談しながらフローリングを針葉樹系無垢材、広葉樹系無垢材、そして新建材のフローリングと張り分けることも一つの手法だとも思います。

造作材

造作材とはフローリング以外に屋内に使用する木質素材全般のことです。ドアの枠材、窓枠材、鴨居、敷居そして壁面の一番下に貼り付けてある巾木(はばき)などがあります。
 
和室周辺の造作材については無垢材が基本となるのですが、洋室の場合はどうなるのでしょうか。
ドア枠や窓枠はフローリング材のように直接肌に触れることは少なく、また、体積も小さく調湿作用もあまり期待できるものではありません。選択の基準となるのは内装ドアやフローリング材の材質など、他の木製部とのバランスだと思います。
 
もちろん、予算が許すならフローリング、建具、造作材などを全て同じ無垢材で仕上げると、統一感がありやさしい空間に仕上がります。

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