社長の家づくりブログ

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リバースモーゲージ

2014年5月20日

大手都市銀行もリバースモーゲージに参入を始めています。

リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れお金を借りるシステムで、65歳以上の方が対象となります。

リバースモーゲージが普及すると不動産という流動性の低い資産が現金化することになり、経済活動にはかなりの起爆剤として期待されます。

65歳以上の高齢者のいる世帯の持ち家率は全国平均で80%を超え、その数字だけ見ると潜在的な需要は非常に高いと思われます。

この仕組みの最大のメリットは、住む家を確保しながら融資を受けられることです。

しかし、貸出条件の詳細を見てみると、そのハードルはかなり高くなっています。

所有不動産のエリアが都市近郊であり、申込人に相当の金融資産が要求され、しかも貸出金利は3%ほどの変動金利です。

この金融商品は現状では非常にニッチな商品であると言えます。

相当の金融資産を所有する人たちは、自宅に抵当権まで設定してお金を借りる必要性は低いのが一般的です。

また、貸出金利が3%の場合、1,000万円を10年間借りると(70歳に借入、80歳まで)300万円の金利を支払うことになります。

昨今、住宅ローン金利は1%(変動金利)を下回っていることを考えるとかなりの金利水準で、融資期間が長期になればなるほど、実際に使えるお金はかなり目減りしてしまいます。

もちろん、抵当権設定などの諸費用も発生してしまいます。

申込人が亡くなった場合の、相続税などの税金も準備が必要となります。

リバースモーゲージの普及には、金利や税制での公的補助が不可欠と言えます。

不動産市場だけでなく日本経済全体の活性化のために是非とも国などの公的機関に後ろ盾になってもらい、普及を進めてほしいと考えています。

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